2011年7月31日日曜日

豆腐の塩麹漬け


塩麹に木綿豆腐をつけてみました。
半日経って、少し食べてみましたが、驚きの美味しさ!
これは、二回目に漬けたときの写真です。

一回目は、キュウリや人参を漬けた残りの麹で漬けたので、
野菜の風味も加わって、まろやかで、素晴らしく美味しかった。
二回目は、出来上がったままの何も漬けていない塩麹に漬けたのですが、
これもとても美味しいでしたが、少しまろやかさに欠け、塩味が強過ぎました。
多分、お酒の友には最適。

でも、この美味しさは翌日の夜(30時間?)くらいまで。
その後は、少し発酵し過ぎてぴりぴりした感じになりました。
でも、そのまま置いておいたら、4日目くらいには、今度はチーズのようなまろやかさになり、塩味も気にならず、とろけるような美味しさになりました。


これは、キュウリとプチトマトのなんでもないサラダですが、
そこに、塩麹豆腐を混ぜたら、見た目はコテージチーズの用になり、
お味も、他に何も足す必要がないほど深みのあるまろやかな味になりました。
オイルを入れる必要もなく、塩加減も豆腐の量で調節出来るので
健康的なサラダです。


2011年7月30日土曜日

レンティル スープ


レンズ豆のスープです。
このレシピは、ギリシャ出身のエレニに教えてもらいました。
彼女はフランスやイギリス、アメリカにも長くいたので、これが、元々ギリシャのレシピなのかどうかは分かりません。
レンティルスープは広く、ヨーロッパ、アメリカ、中近東などで食べられている
大変ポピュラーなスープです。

前にご紹介した具だくさんの野菜スープ(野菜室のお掃除)と共に、
レンティルスープは炊き出しの定番です。
栄養価が高く、パンとこのスープだけで十分お腹も満たされるからだと思います。

この、エレニのスープの特徴は、最後に、オリーブオイルとお酢をかける事です。
このお酢がとても美味しい風味を出し、食欲をそそります。

材料:
レンズ豆     約2カップ
玉ねぎ      大2個(みじん切り)
にんにく     少々(みじん切り)
人参       小1/2本(細かい薄切り)
セロリ      小1本(細かい薄切り)
トマト缶     約1カップ(トマトをつぶしておく)
月桂樹の葉    2枚
塩こしょう
オリーブオイル
米酢、又は穀物酢  少々
唐辛子の粉(好みで)
  1. レンズ豆は1時間ほど水に漬けておく。
  2. 深い厚底の鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎ、にんにくを炒める。
  3. 玉ねぎの色が透明になって来たら、残りの野菜をさっと炒める。
  4. レンズ豆を入れ、水を充分(具材から4〜5cm上まで来るくらい)入れる。
  5. トマト缶、月桂樹の葉を入れ、柔らかくなるまで煮る。時々かき混ぜて、底にくっつかないように注意する。
  6. 柔らかくなったら、塩、こしょうで味を整える。
  7. 食卓に出す時に、スープを各皿に入れ、上から、大さじ1のオリーブオイルと酢を少々回しかける。好みで、唐辛子の粉を少しかけても良い。
エレニのレシピには、玉ねぎは「a lot=沢山」と書いてあります。
なので、私は大2個を使いましたが、お好みで調節して下さい。
今日は、普通のレンズ豆(茶緑色で皮がついているもの)がなく、オレンジ色の皮がない物が沢山残っていたので、それを使いました。
だから、とても色がきれいです。
でも、個人的には皮付きの方が好きかも。
レンティルの皮の食感もスープの魅力のうちかも知れません。

2011年7月28日木曜日

簡単酢のもの二種

とても簡単な酢の物二点です。


ゴーヤと玉ねぎ

ゴーヤ(苦瓜)は縦半分に切って、綿と種をスプーンでこそげとり、
薄切りにして、塩をふっておきます。
玉ねぎはスライサーで薄く切り、これも塩をふります。
両方とも、よく揉んで水で洗い、しぼっておきます。
鉢に入れ、醤油、玄米酢又は穀物酢、オリーブオイルを入れて混ぜて出来上がり。



わかめのサラダ

わかめは乾燥の物は戻し、塩蔵の物は塩を洗い水に漬けます。
細かく切って、細切りの塩昆布(ふじっ子等)、醤油、玄米酢又は穀物酢、オリーブオイル
を入れて混ぜるだけです。
醤油と酢は、ちょっと入れ過ぎたかな、というくらいの方が美味しいです。

あまりにも簡単ですが、何故か、とても食が進みます。


カードライス


南インドのヨーグルトライスです。

カード(Curd)とは発酵した牛乳で、日本のプレーンヨーグルトのようなものです。
前に書いたレモンライスとともに、これも大変ポピュラーなおふくろの味です。
猛暑で食欲のないとき、これなら食べられます。

材料:
米           2カップ
キャノーラ油      大さじ1
緑豆(皮を剥いて割ったもの)   小さじ1 (本当はウラッドダルという豆を使う)
黒マスタードシード   小さじ1
フェンネルシード    小さじ1
生の唐辛子(緑の物)  2本 (種をとり刻んでおく)
おろし生姜       小さじ1
水           3カップ
塩           小さじ1
プレーンヨーグルト   1カップ
  1. お米を洗い、15分ほど水に漬け、ザルに上げておく。
  2. 深めの中型の鍋にキャノーラ油を入れ、緑豆とマスタードシードを入れ、すぐに蓋をする。
  3. マスタードシードがパチパチと跳ねなくなったら、クミンシード、唐辛子、生姜を入れ、ざっとかき混ぜる。
  4. お米を入れ、1分ほど、お米が透き通るまで炒める。
  5. 水と塩を入れ、1分ほど沸騰させてから、蓋をし、火を出来るだけ小さくして、18〜20分煮る。
  6. お米が炊きあがる5分ほど前にヨーグルトを入れ、手早くかき混ぜて、もう一度蓋をして、お米が煮えて、ほとんどの水分を吸うまで煮る。
  7. ふたを開けて、全体をかき混ぜる。

私は、水分が多い方が好きなので、この写真は、出来上がってから、
もう少しヨーグルトを足しました。邪道かも知れませんが…
ですから、本当はもう少し、ご飯っぽいです。
このレシピには入っていませんが、カリーリーフが入っている物もよく見かけます。

皮を剥いた緑豆(ムングビーンズ)はエスニック料理の食材屋さんや、大きな乾物屋さん、パンの材料を売っているような店に売っています。
もし本当のウラッドダル(黒い小豆のような豆の皮を剥いて割った白い豆)を使いたい時は、インドの食材屋さんで売っています。

私はかねがね、仏陀が長い瞑想から覚めて、骨と皮にやせ衰えていた時、
スジャータが食べさせて上げた乳粥と言うのは、このカードライスの事ではないかと思っているのですが、違うかしら?

2011年7月26日火曜日

高野カツ&パン粉のこと


高野豆腐のカツです。

高野豆腐を戻す時、浸し水にウースターソースを少し加えて味を付けます。
戻ったら固めにしぼり、塩こしょうをしてから、
濃い天ぷらの衣をつけ、その上からパン粉をつけます。
天ぷらの衣は濃くしないとパン粉が巧くつきません。
後は普通のカツのように揚げるだけ。
ヒントとしては、カツを油に入れて少しの間は菜箸などで少しカツを持ち上げておきます。
そうしないと、カツの真ん中辺がかりっと揚がらないで、
そこから中の水分が出て来て水が跳ねます。
先に全面をパリッとさせてから、もう少し良い色になるまで揚げると巧く揚がります。
お好みのソースで食べますが、今日は、ウースターソース、ケチャップ、マスタードを
合わせました。

私は、パン粉を比較的よく使いますが、いつも気になるのがイーストフードです。
イーストフードはイーストとは別物で、添加物です。
かなり、身体にも良くないと聞いています。
最近では、食パンはイーストフードを使ってないものが大分増えましたが、
パン粉はほとんどの物に入っています。
半分あきらめてそれを使うか、自分で、パンをフードプロセッサーで細かくして使っていたのですが、
最近、パルシステムのパン粉にはイーストフードが入っていない事に気がつき、
それ以来、これを使うようにしています。


桜井食品というところが作っているようです。




2011年7月23日土曜日

塩麹


先日、知人から塩麹の事を教えてもらいました。
巷では話題になっているらしいのですが、私は知りませんでした。
そのとき、試食もさせてもらって、まろやかなおいしさに感激しました。
で、早速自分でも作ってみました。
教えてくれた人が下記のブログを参考に作ったというので、
私もそのブログの通りにしました。
http://portal.nifty.com/2011/03/28/c/
このブログの管理人さん、有り難うございます。



簡単に言えば、お湯を湧かし、冷ましてから、バラバラに崩した麹と塩を加えるだけです。

18日に仕込み、気温が高かったせいもあるのか、2日ほどでもう、
ほんのり甘い匂いがし始めました。
3日目の昨日、待ちきれなくて、少し、キュウリと人参を漬けてみました。
結構、美味しかったけど、まだ少し塩辛い感じがしました。
今日、4日目、麹を少し食べてみたら、昨日より、格段にまろやかになっていました。
充分これで美味しいと思いますが、
もう少し我慢したら、もっと美味しくなるのかしら?

この塩麹は色々なものに使えるそうです。
漬け物の他にも、おひたし(おしたし?)にかけたり、お魚などを漬け込んだり…
私は、パンも焼いてみようかと思っています。
もう一つ、この塩麹でぜひ作ってみたいものがあるのですが、それは内緒。
もし成功したら、ご紹介します。

麹と言えば、前から、野菜のいっぱい入った金山寺味噌も作りたいと思っています。
近々、作ってみます。
麹は発酵食品でもあるので、高い栄養価があると思われますが、
詳しい事は分かりませんでした。

塩麹の事は分かりませんでしたが、同じ米麹で作る甘酒の栄養は分かりました。
どこかの麹屋さんのブログに次のように書いてありました。

甘酒」には、体のエネルギー源となるブドウ糖を始め、必須アミノ酸やパントテン酸、ビタミンB1、B2、B6、ビオチミンなど必須ビタミン類が多く含まれています。中でもビタミンB6、ビオチミン(ビタミンH)は美しさに関わる成分としても知られているビタミンです。米糀(こうじ)に由来する食物繊維やオリゴ糖も豊富で、これはすこやかさを保つのに役立ちます。
また、脳は他の器官に比べて大きなエネルギーが必要ですが、そのエネルギー源はブドウ糖に限られています。

2011年7月21日木曜日

野菜で蒲焼き


今日は土用の丑の日だったので、ベジも負けずに蒲焼きで。

材料:
タケノコの水煮       1パック
山芋            約50g
湯葉フレーク        ひとつかみ(なければ、生湯葉でも、なしでも良い)
木綿豆腐          1/3丁
小麦粉           大さじ2(つなぎ用)
和風だし(粉末)      小さじ1
すし海苔          1枚
キャノーラ油        少々

かるなぁの出汁つゆ
砂糖
片栗粉
  1. 海苔を1/4に切っておく
  2. タケノコと山芋を大きめに切り、フードプロセッサーで、細かくする。
  3. 豆腐の水切りを切り、崩す。
  4. プロセッサーのタケノコに、崩した豆腐、湯葉フレーク、和風だし、小麦粉を入れて回す。
  5. 切った海苔の上に④を8㎜くらいの厚さに塗り付け、真ん中にヘラでくぼみをつけ、ちょっとウナギ風にする。
  6. フライパンに少し多めの油を入れる。
  7. 油が温まって来たら、⑤を入れ、両面をこんがりと焼く。
  8. 小さな鍋に、出汁つゆ、水少々、砂糖を入れうなぎのタレくらいの甘さにする。
  9. 弱火で沸騰させる。
  10. 水溶き片栗粉でとろみをつける。
  11. ウナギもどきの上にタレを塗る。      

タレを塗る前はこんな感じ

タケノコの代わりに、ごぼうでも出来ます。又は、タケノコもごぼうもなしで、豆腐と山芋と湯葉でも出来ます。その場合、湯葉を多めに入れ、粉末出汁も少し多めにします。
山芋は、ヤマトイモのような、粘り気の多いものの方が巧く行きます。長芋は水気が多い為、ベタベタになります。

2011年7月19日火曜日

穀物の王様、キヌア


野菜の王様と、ハーブの女王を前にご紹介したので、今日は、穀物の王様。
キヌアは、南米のアンデス地帯を原産地とする、世界中の穀物の中でも一番栄養価の高いものといわれています。
アンデスの穀物といえば、アマランサスは日本でもすっかりおなじみになったようですが、
キヌアは何故か、もう一つ知名度がありません。
キヌア(QUINOA)は、実は、英語でも読み方が分からないので、
アメリカで売っている袋には「キーンワと発音します」と書いてあるものもあります。
でも、日本では、キヌアという事で定着したのでしょうね。

私は、いつもはキヌアを玄米や、白米と混ぜて炊きます。独特の、少し青臭い、少し苦みがあるような、爽やかな味がします。
西洋の健康食の世界では、そのままだけではなく、粉にして、クッキーやパンに入れたり、パスタになっていたり、大豆と混ぜてテンペになっていたりします。

今日は、少し目先を変えて、インドの炊き込みご飯、ビリヤーニ風に炊いてみました。
始めての試みでしたが、大成功!
とても美味しいでした。


材料:
なす    大1個  大きめの賽の目に切る
赤ピーマン  1個    〃
玉ねぎ   中1個    〃
カリフラワー  半分  小分けにしておく
グリーンピース 1カップ (今日は生が売ってなかったので、冷凍)
にんにく  1欠け  みじん切り(好みで)
トマト   大1個  細かく切る
バター   大さじ2 (ヴィーガンの人はキャノーラ油でも)
クローブ(丁字)  4本
カルダモン(莢のまま)  4個 (今日はなかったので、粉で代用)
シナモン スティック   1本  (3㎝くらいの長さに割っておく)
キヌア     1カップ半
カイエンペッパー  小さじ1/4
塩      小さじ2
水      2カップ

  1. 大きな厚底の鍋にバター(キャノーラ油)を中火で熱し、玉ねぎ、にんにくをきつね色になるまで炒める。
  2. クローブ、カルダモン、シナモンを熱し、トマトを加えて、トマトの形がなくなってソースのようになるまで5分ほど炒める。
  3. キヌア、カイエンペッパー、塩を加える。
  4. 野菜を入れ、更に2、3分炒め、キヌアと野菜に味を絡める。
  5. 水を加え、さっとかき混ぜて、沸騰させる。
  6. 沸騰して来たら、蓋をして、火を出来るだけ弱くし、15分間煮る。
  7. 火を止めて、ふたを開けないで5分ほど蒸らせば出来上がり。
  8. 野菜がむらなく行き渡るように、全体をかき混ぜ、皿に盛る。      



よく見ると、もう発芽しています。
これはお米と一緒に炊く時も同じで、いつも驚かされます。

プレーンヨーグルトと一緒に食べても美味しいです。

カラメル フラン




フランとはカスタードプリンの別名です。
これはビーガンのカスタードプリンです。

カラメルの材料
砂糖        1/2カップ
水         大さじ3

フランの材料
生のカシューナッツ       1/2カップ
アガーフレーク(粉末寒天)   大さじ1
塩               小さじ1/8
水               1&1/2カップ
バニラエッセンス        小さじ1/4
砂糖              大さじ5
絹ごし豆腐           140g

  1. プリンカップを4〜5個用意する
  2. カラメルを作る: 中火に、底の厚いノンスティックの鍋をかける。
  3. 鍋が温まったら、砂糖を加え、その後で水を加える。
  4. よく混ぜてから沸騰させる。
  5. 頻繁にかき混ぜていると、砂糖水が泡立ち、茶色くなり始める。
  6. 直ちに、大さじ2杯のカラメルを、用意したプリンカップの底に入れ、カップを回して底全体に行き渡るようにする。(注:先に全部のカップにカラメルを入れてしまうと固まるので、一個ずつ入れて、回す。)
  7. 全てのカップの底にカラメルをセットし、置いておく。
  8. カスタードを作る:フードプロセッサーかミキサーに、カシューナッツ、アガーフレーク、塩と水カップ半分を入れ、1分間回す。
  9. 残りの水を入れ、周りについたものを下に落とし、更に2分間回す。
  10. バニラエッセンス、砂糖、軽く崩した豆腐を加え更に2分ほど回す。
  11. 鍋に移し、アガーが完全にとけるまで、約10分から15分、かき混ぜながら火にかける。沸騰させてはいけない。
  12. カラメルを入れて用意しておいたカップにカスタードを等分に入れる。
  13. 軽くカバーをし、室温になるまで冷ます。
  14. 冷めたら冷蔵庫で冷やす。
  15. 食べる時は、カスタードカップを皿の上に起き、揺すると出て来る。
私は、普通は白い砂糖は使わないのですが、カラメル用には白い砂糖を使いました。多分きび糖でも出来るとは思いますが…
カスタードはきび糖を使いました。

2011年7月14日木曜日

手作り味噌



今年、生まれて始めて味噌を作ってみました。
大豆は頂き物があったので、米麹だけパルシステムで買い、
パルシステムの作り方の通りに作ってみました。
仕込んだのは2月、梅雨の前後に天地返しという事をすると言う事でした。
どうなっているか、楽しみと心配半分半分で開けてみました。

ワーオ!味噌らしくなっていました。
カビも生えず、立派に味噌の様子をしていました。
一握りずつ、玉を作りお皿に出して、空気をあて、
又、瓶を消毒して、戻しました。



10月頃には熟成して、美味しくなるのだそうです。
楽しみ!

でも、、、それまで待てないので、少しとっておきました。


キュウリにつけて食べたら、もう充分美味しかった!!


2011年7月13日水曜日

ネバネバ


ネバネバな具材ばかりを和えた「ネバネバ和え」です。

オクラは、塩を一つまみかけて、まな板でころころと板ずりをします。
そうする事で、表面の薄い毛もとれ、きれいな緑に仕上がります。
そのまま沸騰したお湯に入れ、軽く茹で、薄切りにします。
モロヘイヤは葉っぱをちぎり、これも軽く茹で、細かく刻みます。
メカブの細切りは、できれば味のついていないものを使用。
私はパルシステムの冷凍を使いました。
納豆も1パック、そのまま。
全て混ぜて、「かるなぁ」のだし汁を入れて和えました。
だし汁がなければ、お醤油だけでも大丈夫。

実は、山芋も入れるつもりで買っていたのに、入れるのを忘れました。
最近忘れ物が多くて、「ヤバい」です。
山芋を入れると、色も、食感もバラエティーが出来て美味しいです。

そうそう、モロヘイヤは毎年自分で植えています。今日のは今年の初物。
モロヘイヤは丈夫で、真夏の暑い時、他のものが皆元気がなくてもどんどん大きくなって、青い野菜が採れなくなっても、秋になるまで元気です。
確か、中近東か、北アフリカかが原産地だと思うので、暑さに強いのでしょうね。
家ではみそ汁の具にしたり、茹でて刻んで、冷や奴と一緒に食べたりもします。
エジプトなどでは細かく刻んでスープとして食べるようですが、
癖がないので、日本でも色々なものに使えます。
栄養価も高く、カロチンはほうれん草の4.6倍、ブロッコリーの19倍、
カルシュウムはほうれん草の9倍、ブロッコリーの10倍だそうです。
コレステロール低下、肥満、糖尿病予防、大腸がん予防などにも良いようです。

2011年7月12日火曜日

簡単キノコご飯


簡単キノコ丼です。

薄あげを油抜きして細かく切る。
エリンギを1.5㎝ X 1㎝くらいの大きさで薄切りにする。
三つ葉は、茎も葉も2㎝くらいに切り、熱湯をかけておく。
フライパンに、ごま油、又はキャノーラ油を入れ、エリンギを炒める。
エリンギが柔らかくなって来たら、あげを入れて炒める。
あげが暖まったら多めの醤油を回しかけ、全体に醤油が行き渡ったら火を止める。
ボールに温かいご飯を入れ、炒めた具と三つ葉を入れて混ぜる。
塩と黒こしょうで、味を整える。
もし、ご飯が炊きたてで、とても熱いようなら、三つ葉は生で入れた方がより香りが立つ。

今日は本当に薄い、皮だけのようなあげを使いましたが、京風の少し分厚く中に薄く豆腐があるものを使っても、美味しいです。

2011年7月11日月曜日

スパイシー トマトスープ


梅雨も開けて暑い毎日。
食欲も低迷気味。
こんな時はスパイシーなものが食欲をそそります。

材料:
トマト       5個(湯剥きして粗く刻んでおく)
玉ねぎ       中1個(みじん切り)
ショウガ      1欠け(2cmほど——みじん切り)
ガーリック(好みで) 2欠け(みじん切り)
バター又はキャノーラ油   大さじ2
水             3カップ
砂糖            大さじ1
塩             適量
黒こしょう         適量
クミンシード        小さじ1
飾り: クリーム又はプレーンヨーグルトとミントの葉(今日はヨーグルトとバジル)

  1. キャノーラ油又はバターを厚底の鍋で熱し、クミンシードを入れて、跳ねて来たら、玉ねぎ、ショウガ、にんにく(好みで)を入れて、薄いきつね色になるまで炒める。
  2. トマトと水を加え、10分程煮る。
  3. 火から下し、粗熱がとれたら裏ごしする。
  4. 私は、裏ごしの代わりに、フードプロセッサーにかけた。この場合、野菜の繊維質が残るので、裏ごししたときほど美しくはないが、繊維質も無駄無く摂れる。
  5. 塩こしょうで味を整える。
  6. 暖かいうちにクリーム、又はプレーンヨーグルトを浮かせ、ミントやバジルの葉を飾る。

2011年7月9日土曜日

チョコレート/カシュー ムース


ヴィーガンのチョコレートムースです。
手を抜いて、カシューナッツをしっかりクリーム状にしなかったので見た目が悪くてごめんなさい。写真ではツブツブが見えますが、肉眼ではこれほどブツブツしていませんでした。
でも、お味はかなりなものでした。

材料:
水           355ml
寒天          3/4本 (又は粉末小さじ4)
生のカシューナッツ   3/4カップ
絹ごし豆腐       2/3丁
砂糖          2/3カップ
塩           小さじ1/2
ココア         1/3カップ
グランマニエー(オレンジリカー) 小さじ1/2 (好みで)

  1. ちぎって水に漬けておいた寒天をしぼり、水1/2カップとともにミキサーに入れて20分程置いておく。
  2. カシューナッツを加え約2分、カシューがなめらかなクリーム状になるまでミキサーを回す。
  3. 残りの水を入れ、ミキサーの壁についたカシューを下に落としてから、2〜3分間回す。
  4. 豆腐、砂糖、塩を加え、クリーム状にする。
  5. ココアを入れ全体がよく混ざるまで回す。(注:ココアはなるべく、ヴァンホーテンなどの、ベルギー製のものを使う。日本や、アメリカ製のものは味も色も良くない)
  6. 混ぜたものを鍋に入れ、中火にかけ、休まず混ぜながら沸騰させる。
  7. 沸騰したら、火から下し、好みでリカーを入れる。(私は入れなかった)
  8. ボールに移し、2時間程、完全に冷ます。
  9. 食べる寸前に、ハンドミキサーか、泡立て器で強く混ぜ、ムースをふんわりさせる。
  10. 容器にもってトッピングを飾る。(ラズベリーやミントの葉などが良い)
  11. 好みで、豆腐クリームをかけても良い。
  12. 豆腐クリームの作り方:絹ごし豆腐170g(1/3丁)、バニラエッセンス小さじ1/2、砂糖1/4カップ、豆乳1/3カップをフードプロセッサーにかけ、なめらかになって、ふんわりしたら最低2時間冷やす。

2011年7月7日木曜日

ハーブの女王、トゥルシー


今年もトゥルシーが元気に育ち始めました。
これは、去年のこぼれ種から発芽したものです。
種から植えた方は、植えたのが遅かったのか、まだ芽が出ていません。

私がトゥルシーを知ったのは30年程前。インドに行ったとき、多くの家の門先に小さな祠があり、その上に小さな木が植わっていました。
祠には燈明やヒンドゥー式のお奉りがしてありました。
その可愛い漆喰で作った祠と毎日丁寧にお奉りする姿に魅せられました。
自分でも育ててみたいと思いましたが、当時はインターネットもそれほど普及しておらず、情報の無いまま育てる事が出来ませんでした。

三、四年前に新型インフルエンザが流行って、特効薬が無いと騒いでいた頃、
インドから来た科学者の青年が、トゥルシー茶が効くのだと言っていました。
非常に興味を覚えましたが、どこでトゥルシー茶を手に入れるのかも分からず、今度インドに行った時にでも買って来よう、と思っていました。

去年、偶然、主人がインターネットでトゥルシーの栽培を広めておられるサイトを見つけ、
お茶を購入、種も無料で送って頂きました。


お茶は変った匂いもなく、飲み易く、種も植えてみると可愛い芽がいっぱい出て来ました。
インターネットで調べてみると、トゥルシーの効能は咳や風邪だけでなく、色々なものに効く事が分かりました。
呼吸器系の病気だけでなく、バクテリアや寄生虫に抵抗力があり、腎臓結石、循環器が弱っている時に効果があったり、コレステロールの数値を下げたり、ストレスを緩和したり、等々
それに、空気を浄化したり、家の周りに植えておくと魔除けになったり…
さすがに、ハーブの女王です。

というか、実は、女王ではなく、女神さまだったようです。
トゥルシーは宇宙を維持すると言われるヴィシュヌ神の妃で毎年、11月頃には2年目のトゥルシーとヴィシュヌ神の像に衣を着せ、結婚式の儀式が行われるのだそうです。
ただし、日本では寒いせいか、トゥルシーの種類が違うのか、冬になると枯れてしまいます。もしかすると、春になると新しい芽が出るかと思いましたが、枯れたままでした。


この絵は以前、トゥルシーを調べた時に見つけたものです。
サイトのURLが不明な為、勝手に載せさせて頂きます。




現在、イマジナルさんから購入したお茶が手もとにありませんが、
これは、インドからのお土産に頂いたティーバッグと
カプセルと粉末です。
お茶は味は日本のものと少し違いますが、どちらも美味しいです。

そうそう、忘れていました。始めてイマジナルさんからお茶を購入して飲み始めた時、一ヶ月程したら、白髪が黒くなって来て、その効果に驚いたものでした。








2011年7月5日火曜日

セサミヌードル


又またニューヨークの話しで申し訳ありませんが…
もしかすると、アメリカ全体かも知れませんが、私の知っている範囲で、ニューヨークの大衆的な中華料理店で食事をしたことがある人でセサミヌードルを知らない人は
おそらく一人もいないでしょう。
多分、5組のお客さんがいたとしたら、
4組はセサミヌードルを注文するのではないかと思います。
出前を頼んでも、サービスにセサミヌードルがついて来たりします。

要するに、中華麺のゴマだれ和えです。
ゴマだれと言っても、ほとんどの場合、ピーナッツバターにごま油が入っているだけなので、あまり、ゴマだれとも言えませんが…

私の作り方は:
ピーナッツバター、大さじ山盛り二〜三杯を熱湯で柔らかく溶いておきます。
そこに、おろし生姜、ごま油、ラー油、醤油を入れ、自分の好みの辛さにします。
麺は、半生の中華麺なら、熱湯をくぐらせ冷水でしめておきます。
乾麺なら茹でて冷水で冷やします。

今回は、パルシステム(関東近辺の宅配CO-OP)のカタログで、「つけ麺スープによく合う太麺」(山形麺工)と言う乾麺を見つけ、買ってみました。
原材料は、よけいなものは何も入っておらず、小麦粉、食塩、クチナシ色素だけ。
コシもあり食べごたえのあるとても美味しい麺でした。



本来のつけ麺にしてもきっと美味しいだろうと思います。
私は、美味しい中華麺が無い時はふつうの日本蕎麦を使ったりもします。
トッピングは、今日はネギだけ。
ザーサイや、キュウリ、高菜の古漬け、などの細切りもよく会います。