以前、世界のカルマを解消するプージャ(儀式)のことを書いた時、
参加したいけど、絶対無理、みたいなことを書きました。
幸運なことに、行けることになり、
一週間くらいで、バタバタとチケットやビザをとり
行って来ました。
どのお寺も3千年くらい、又はそれ以上の歴史のあるお寺で、
ヒンドゥー教徒なら死ぬまでに一度は巡礼したいと思うところだそうです。
そんなところの、奥の奥の院まで入らせてもらい、
ご神体(ご本尊?)に儀式が出来たことは本当にラッキーなことだと思います。
あなたはヒンドゥー教ではないのに、という人もいますが、
やはり、インドは世界の霊的な基盤であり、根源だと感じました。
儀式は予想どおり、すごい迫力で、
百何十人のお坊さんが唱えるヴェーダ(早く言えばお経)の迫力、
ホーマム(護摩炊き)の豪華さと迫力は
言葉では説明で来ません。
ちょうど朝日が差し込んで、天から光が届いたような
この護摩壇3mくらいの深さがあるのですが、女神さまへの捧げもので盛り上がっています
私は、あえて、カメラを持って行かなかったのですが、
やっぱり後悔しました。
で、少しだけiphoneで写しました。
まあ、これで良かったのかも。
もしカメラを持っていたら、儀式のほうに集中できなかったかも。
詳しくは、このプージャを発案、コーディネートした、
ご覧下さい。
2月20日から順次、コメントやアルバムや動画、
お寺や儀式の説明が載っています。
さて、
私のブログは菜食が主体のブログなので、
食事のことを書かなくては。
いつも、写真を撮り忘れ、あんまり良い写真がないのが残念ですが…
左から、マンゴーのチャツネ(ピックルスかも)、黒こげに揚げた唐辛子、
豆とピーナッツの煮たもの?、その右のものは何だったかしら?、
右の入れ物の中身は、上が、サンバール、
右はよく分からないけど、ココナッツチャツネのようなもの、
左はラサム。このラサム、最高でした。
他で食べるものほど辛くなく、トマトの味がしっかりしていました。
右下がキール(お米と牛乳を甘く煮たもの)、
中央下がパパダム、左がカードライス、
中央が白いお米です。
なぜか、甘いもの(この写真ではキール)が一番先に少しだけ盛られます。
おそらく先に食べるべし、ということだと思い、頂きました。
最後にも、小さな器で甘いものが出て来ます。
そうそう、ご飯の右にある黒いものは、
唐辛子を揚げた時に一緒に揚げたマスタードシードです。
普通はあまり食べないらしいのですが、
私と、隣で食べていた人が美味しいと言ったら、
沢山盛ってくれました。
ちなみに、黒こげの唐辛子、あまり辛くなく、とても美味しいです。
最後の五日間は、お坊さんの食事を作る料理人の作った
おいしい南インドの食事(上の写真)を三食(とお茶の時間付き)頂きました。
材料も、作り方も浄い方法で作ったものです。
心も、身体も清く、良い状態に保っていなければならないのでしょう。
食事を作ったり、食べたり
お坊さんたちが寝泊まりしていたのも、
バラモン階級の家が立ち並ぶ一角のお家を借り切ってありました。
(階級制度には、ちょっと抵抗がありますが…)
この写真、ピンぼけで済みません。
でも、料理は全て、とても美味しいものでした。
本当はもっと山盛り盛ってあるのですが、
そんなに食べられないので、少しにしてもらいました。
お皿は、バナナの葉っぱです。
特に、チャツネは、確かに辛いですが、
今までに味わったことのないようなコクのある美味しさでした。
でも、肝心のお坊さんたちは、皆、儀式中は断食だったようです。