2011年12月30日金曜日

塩辛なしのキムチ


どうしてもキムチが食べたくて、アミや魚の塩辛を入れずにキムチを作りました。
にんにくも入れていません。
作り方は、ジョン キョンファさんの本、「きょうも、おいしかったね。」
を参考にしました。



数年前にも一度挑戦して、結構美味しく出来たのですが、
今回は塩麹を入れてみました。
始めて塩麹を作った時に、塩辛の代わりは「これだッ!」と
ひらめいちゃいました。
なので、その時のコメントで
「この塩麹で作ってみたいものがあるけれど、それは秘密」
と書きました。
おそらく、どなたも気にも止めていなかったと思いますが…

でも今年は、白菜の値段が驚くほど高かったり、出来も良くなかったりで、
結局作るのは今になってしまいました。

材料:
白菜      1株
塩       白菜の5%の量

昆布      10㎝ほど

リンゴ(芯を取り一口大に切る)  1/2個
塩麹      200g
にんにく(入れたい人は)  4〜5粒(私は入れていない)
生姜      1欠け
お粥      80g
塩麹の汁    大さじ2

万能ねぎ    1/2束(3㎝の長さに切る)
ニラ      1/2束(3㎝の長さに切る)

粉唐辛子   大さじ5
中辛唐辛子  大さじ3
粗唐辛子   大さじ2
  1. 白菜の芯に切り目を入れ、手で半分に割く。
  2. 更に半分に割く。(今回の白菜は巨大だったので、更にもう半分にしました)
  3. 天気が良ければ、天日で2〜3時間干すと甘みが増す。
  4. 根元を中心に葉の一枚一枚に塩をふり、ボウルに入れて、一晩おく。塩が全体に行き渡るように、途中で上下を入れ替える。
  5. 白菜がしんなりしたら、2〜3回流水で洗い、しっかり絞っておく。
  6. 昆布は、200ccの水にしばらく浸してから、弱火で、水気が半分になるくらいまで煮た後、漉して、冷ましておく。
  7. ミキサーで、リンゴ、塩麹、生姜、塩麹の汁、冷ましただし汁、お粥を入れ、ドロドロにする。
  8. それを、ボウルに入れ、唐辛子を入れて混ぜる。
  9. ネギとニラも入れる。これで薬味の出来上がり。
  10. 白菜の葉の一枚一枚の間に、薬味を塗り付ける。
  11. 塗った後、二つ折りにし、外の葉で包むようにして、保存容器にすき間なく詰める。
  12. 表面をラップでしっかりカバーし、蓋をする。
  13. 半日ほど室温に置いてから冷蔵庫で保管する。
本には冷蔵庫で保管と書いてありましたが、
そんなに大きな冷蔵庫はないし、冬で寒いことでもあるので、
寒い場所に置いておきました。

白菜が大きかったので、この薬味の量では足りず、心配しましたが、
なんとか大丈夫でした。
それと、粉の唐辛子の残りが少なかったので、言われた分量には足りませんでした。
その二つが理由で、色があまり赤くなりませんでした。

初めは、それほどキムチっぽくはなく、
白菜の塩漬けのちょっと唐辛子が多いもの、
という感じでしたが、
5日から1週間ほどしたら、発酵してキムチらしくなりました。
この写真は10日くらいしたものです。

美味しかったので、すでに全部食べてしまいました。
もう一度、又少し手を変えて作ってみるつもりです。


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