法事があって主人の実家の近くお寺に行きました。
なかなか心のこもった、良い法事でした。
すべて終わって、外に出てきたら、
ここは西国三十三カ所の一つらしく、
境内の一角に昔からの石像がたくさん並んでいました。
小さな石像ですが、美しいものも多くありました。
といっても、長い年月で大分痛んでおり、
それを修復した後も多くありました。
これは、私が好きだった石像。
何の仏様かはわかりませんが、
インドの神様にとてもよく似ているように思いました。
もっとも、根本的には、すべて、インドから来ているのでしょうけど。
その片隅に、一体のお地蔵様がありました。
体の部分はほかの石像と同じような石でできており、
優しい形なのですが、
なぜか、頭部だけ違う素材で、顔の様子も全然違います。
大きさも体とマッチしておらず、
かなり、怖ーい!
お顔自体は怖い顔ではないのですが、
色と言い、石の質と言い、アンマッチなせいか
怖い!
聞いたところによると、この辺りでは、
大分昔、多分、70年位前でしょうか、
さる新興宗教の人々が各地にある石像の頭を落として回った
という歴史があるらしく、
このお地蔵様も、被害にあったのかも。
で、修復したけれど、ちょっと、サイズがあってなかったとか…
想像で言っているのですが…
そんな悲しく恐ろしい歴史が又と起こらないように
願いたいものです。
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