南インドのヨーグルトライスです。
カード(Curd)とは発酵した牛乳で、日本のプレーンヨーグルトのようなものです。
前に書いたレモンライスとともに、これも大変ポピュラーなおふくろの味です。
猛暑で食欲のないとき、これなら食べられます。
材料:
米 2カップ
キャノーラ油 大さじ1
緑豆(皮を剥いて割ったもの) 小さじ1 (本当はウラッドダルという豆を使う)
黒マスタードシード 小さじ1
フェンネルシード 小さじ1
生の唐辛子(緑の物) 2本 (種をとり刻んでおく)
おろし生姜 小さじ1
水 3カップ
塩 小さじ1
プレーンヨーグルト 1カップ
- お米を洗い、15分ほど水に漬け、ザルに上げておく。
- 深めの中型の鍋にキャノーラ油を入れ、緑豆とマスタードシードを入れ、すぐに蓋をする。
- マスタードシードがパチパチと跳ねなくなったら、クミンシード、唐辛子、生姜を入れ、ざっとかき混ぜる。
- お米を入れ、1分ほど、お米が透き通るまで炒める。
- 水と塩を入れ、1分ほど沸騰させてから、蓋をし、火を出来るだけ小さくして、18〜20分煮る。
- お米が炊きあがる5分ほど前にヨーグルトを入れ、手早くかき混ぜて、もう一度蓋をして、お米が煮えて、ほとんどの水分を吸うまで煮る。
- ふたを開けて、全体をかき混ぜる。
私は、水分が多い方が好きなので、この写真は、出来上がってから、
もう少しヨーグルトを足しました。邪道かも知れませんが…
ですから、本当はもう少し、ご飯っぽいです。
このレシピには入っていませんが、カリーリーフが入っている物もよく見かけます。
皮を剥いた緑豆(ムングビーンズ)はエスニック料理の食材屋さんや、大きな乾物屋さん、パンの材料を売っているような店に売っています。
もし本当のウラッドダル(黒い小豆のような豆の皮を剥いて割った白い豆)を使いたい時は、インドの食材屋さんで売っています。
私はかねがね、仏陀が長い瞑想から覚めて、骨と皮にやせ衰えていた時、
スジャータが食べさせて上げた乳粥と言うのは、このカードライスの事ではないかと思っているのですが、違うかしら?
仏陀が食べた乳粥・・・
返信削除なるほど〜。気がつかなかったけれど、
もしかしたらそうなのかもしれませんね。
インドで乳粥は見たことないけど、
カードライスならどこでも目にしますものね。
KCさん、カードライスのレシピ、ありがとうございます。私は今まで自己流で、ライタみたいにご飯と塩入りヨーグルトを混ぜて、仕上げにホールスパイスをいれて熱したオイルをかけてました。ところでスジャータが仏陀に捧げた乳粥については、私はインドのライスプディング(キール)ではないか思ってます。(かよこ)
返信削除かよこさん、私も自分だけの時は、残りご飯にヨーグルトとおろし生姜と塩だけ混ぜて食べたりします。それでも、結構美味しいです。
返信削除なるほど、キールかも知れませんね。キールはさらさらなので、私には、粥って言うイメージがもう一つなかったのですが、でも、言われてみれば、キールかも。