2011年7月19日火曜日

穀物の王様、キヌア


野菜の王様と、ハーブの女王を前にご紹介したので、今日は、穀物の王様。
キヌアは、南米のアンデス地帯を原産地とする、世界中の穀物の中でも一番栄養価の高いものといわれています。
アンデスの穀物といえば、アマランサスは日本でもすっかりおなじみになったようですが、
キヌアは何故か、もう一つ知名度がありません。
キヌア(QUINOA)は、実は、英語でも読み方が分からないので、
アメリカで売っている袋には「キーンワと発音します」と書いてあるものもあります。
でも、日本では、キヌアという事で定着したのでしょうね。

私は、いつもはキヌアを玄米や、白米と混ぜて炊きます。独特の、少し青臭い、少し苦みがあるような、爽やかな味がします。
西洋の健康食の世界では、そのままだけではなく、粉にして、クッキーやパンに入れたり、パスタになっていたり、大豆と混ぜてテンペになっていたりします。

今日は、少し目先を変えて、インドの炊き込みご飯、ビリヤーニ風に炊いてみました。
始めての試みでしたが、大成功!
とても美味しいでした。


材料:
なす    大1個  大きめの賽の目に切る
赤ピーマン  1個    〃
玉ねぎ   中1個    〃
カリフラワー  半分  小分けにしておく
グリーンピース 1カップ (今日は生が売ってなかったので、冷凍)
にんにく  1欠け  みじん切り(好みで)
トマト   大1個  細かく切る
バター   大さじ2 (ヴィーガンの人はキャノーラ油でも)
クローブ(丁字)  4本
カルダモン(莢のまま)  4個 (今日はなかったので、粉で代用)
シナモン スティック   1本  (3㎝くらいの長さに割っておく)
キヌア     1カップ半
カイエンペッパー  小さじ1/4
塩      小さじ2
水      2カップ

  1. 大きな厚底の鍋にバター(キャノーラ油)を中火で熱し、玉ねぎ、にんにくをきつね色になるまで炒める。
  2. クローブ、カルダモン、シナモンを熱し、トマトを加えて、トマトの形がなくなってソースのようになるまで5分ほど炒める。
  3. キヌア、カイエンペッパー、塩を加える。
  4. 野菜を入れ、更に2、3分炒め、キヌアと野菜に味を絡める。
  5. 水を加え、さっとかき混ぜて、沸騰させる。
  6. 沸騰して来たら、蓋をして、火を出来るだけ弱くし、15分間煮る。
  7. 火を止めて、ふたを開けないで5分ほど蒸らせば出来上がり。
  8. 野菜がむらなく行き渡るように、全体をかき混ぜ、皿に盛る。      



よく見ると、もう発芽しています。
これはお米と一緒に炊く時も同じで、いつも驚かされます。

プレーンヨーグルトと一緒に食べても美味しいです。

2 件のコメント:

  1. KCさんこんにちは。
    いつもアレルギー対応のクッキーを作っていただき、
    ありがとうございます。
    姉から聞いて遊びに来ました。
    どれもおいしそうですね!
    日中はバレエがあるのでほとんど何も食べられないのですが、
    夜はしっかり食べますので、
    こちらのレシピを参考にしたいと思います。
    毎日暑いですが、お体に気をつけてくださいませ。
    ブログ楽しみにしています。
    (と)

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  2. (と)さん、コメント有り難うございました。
    油やナッツを使ったものも多いので、お役に立てないものが多いかも知れませんが、何かお役に立つと嬉しいです。

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