紫花豆、キュウリ、タマネギ、トマト、コーン、生バジルが入っています。
ドレッシングはオリーブオイル、バルサミコ酢、米酢、塩こしょうと醤油を少々。
紫花豆は比較的煮えやすいので、
水に漬けておかなくても、圧力釜で15分くらいで柔らかくなります。
圧力釜のない場合は柔らかくなるまで鍋で煮ます。
紫花豆が手に入らない場合は、キドニービーンズの缶詰でもOK。
というか、こちらの方が常道。
花豆は私流。
キドニービーンズなら煮る必要もありません。
又は、金時豆でも美味しいです。
その昔、ニューヨークのウエストサイド、コロンバスアヴェニューの75丁目に
チェリー レストランというカウンター形式の小さな食堂がありました。
週末ともなると、近所の若い人々で列が出来、とても人気のある店でした。
オーナーは日系二世の方で、働いている方達もほとんど、日系のおじさん達でした。
そこのサイドディッシュに、ビーンサラダがあり、
缶詰の野菜ばかりで作ってある、お世辞にもグルメとは言えないものでしたが、
その甘くて、酸っぱーいサラダは病み付きになりました。
その後、コロンバスアヴェニューは次々とファッショナブルな店が建ち並び、
観光スポットになってしまいました。
チェリー レストランも、周りとはそぐわなくなり、家賃も高くなり、
働いていた皆さんもお年を召して、
25年くらい前(もしかしたらもっと前)に近所の人たちに惜しまれながら、
閉店となりました。
だから、ビーンサラダには、ちょっと思い入れがあります。
でも、このサラダは自分流です。
チェリーレストランのビーンサラダは、
缶詰めのキドニービーンズ、さやいんげん、何か忘れたけど、他の豆を
沢山の青ネギとお酢と砂糖、塩こしょうで味付けしたとってもシンプルなものでした。
さやいんげんも缶詰で、あまり緑色ではなく、柔らかーくなっていましたが、
何か、美味しかった。
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